• 陶芸
  • 藍色志野壷

  • あいいろしのつぼ
  • 酒井 博司
  • さかい ひろし
  • 第57回東海伝統工芸展(令和8年度)
    日本工芸会賞
  • サイズ
    奥行34.0 幅34.0 高46.5 cm
  • 受賞総評
    藍色志野とは作家による命名であり、呉須にマンガンや鉄を混ぜて化粧掛けしたのちに、長石釉を施したもの。従前は縦方向に直線的な鎬を入れたが、本作では大きく変化を遂げて、緩やかなカーブを描くようになった。それぞれのラインは高低差を強調しつつ、口縁のやや下から底部まで伸びるもの、途中から生じ、あるいは途切れているものなどがあり、自然の摂理に従っているようである。さらに、梅花皮を伴う長石釉は、白から藍色へと変化もみせて躍動感に溢れる。新たな挑戦ながら、その完成度によって高い評価を得た。
    (立花 昭/岐阜県現代陶芸美術館学芸員)
  1. 公益社団法人 日本工芸会