- 木竹工
欅拭漆盛器「帆翔」
- けやきふきうるしもりき「はんしょう」
- 川口 清三
- かわぐち せいぞう
- 鑑査委員
- 第73回日本伝統工芸展(令和8年度)
日本工芸会保持者賞
- サイズ奥行46.3 幅48.8 高5.3 cm
- 作品解説量感の豊かな造形に創意を重ねてきた作家だが、本作品は広やかな欅材の四方盛器である。俄かの旋風で帆が孕み翔け進むイメージを元にして、空高くから俯瞰した大海のような木目が現れ、大きな弧が対をなしている。刳りで見つけた木目を活かし、反りや丸みが異なる四隅も得ている。堅実な技量と造形への意識が明快である。
(諸山正則)