- 陶芸
鉄釉草花文壺
- てつゆうそうかもんつぼ
- 原 清
- はら きよし
- 重要無形文化財保持者
- 第73回日本伝統工芸展(令和8年度)
- サイズ径29.0 高29.0 cm
- 作品解説別名天目釉と呼ばれ、もとは中国浙江省天目山地方で作られた黒い釉薬を施した焼き物の総称と聞いている。私の場合,長石、珪石、石灰石を原料とした基礎釉に酸化鉄8乃至9パーセントを加え黒く発色させる。焼成方法や微量な成分の違いで様々な表情を見せる。陶土は鉄分の少ないものを用いる。施釉はまず黒色の釉薬を素焼きした器物全体に施した上にゴム液で文様を描き、酸化鉄20パーセントの褐色の鉄釉を全体に重ね、文様部分のゴム液をはがす二重かけの技法を駆使し、24時間かけて、1280度の酸化焼成を行う。2昼夜ほどのち窯を開く。