• 木竹工
  • 欅拭漆盤

  • 川口 清三
  • かわぐちせいぞう
  • 第28回東海伝統工芸展(平成9年度)
    中日賞
  • 受賞総評
    木工芸で一番大切な要素は、材質をいかに生かすかという事で、特に自然の杢目を表現して、形との調和がポイントになります。木との対話が最も大事です。
    手もとの欅材で何を造るのが最良であるかを考え、木をノミで彫り小鉋で仕上げる刳物技法で制作をしています。形も大きさも品よくまとめられ、拭漆の仕上げもみごとであり、日々の努力の程がうかがえる優品です。
  1. 公益社団法人 日本工芸会