伝統工芸は、単に古いものを模倣し、従来の技法を墨守することではない。伝統こそ工芸の基礎になるもので、これをしっかりと把握し、祖先から受け継いだ優れた技術を一層錬磨するとともに、今日の生活に即した新しいものを築き上げることが、我々に課せられた責務である。
よって、日本工芸会山口支部会員の新作を展示し、会員相互の研鑽を図るとともに、 広く県民に紹介し、もって県民文化の向上に資することとする。
2.主催
社団法人日本工芸会山口支部・日本工芸会・朝日新聞社・NHK山口放送局
YAB山口朝日放送・朝日カルチャーセンター
3.後援
文化庁・山口県・山口県教育委員会
(山口会場)山口市・山口市教育委員会
(周南会場)周南市・周南市教育委員会
4.会期及び会場
(1)山口会場:平成19年 6月 1日(金)〜 6月10日(日) 9日間 山口県立美術館
(2)下関会場:平成19年 6月14日(木)〜 6月19日(火) 6日間 近鉄松下百貨店
5.部門
陶芸、硯、金工、木工、漆芸の5部門
6.出品者
日本工芸会山口支部会員
7.出品料
正会員━━━━┓
準会員━━━━╋━━ 5、000円
研究会員━━━┛
8.出品規定
会員1人あたり、陶芸部門は原則3点(1分野1点)、その他の部門は1点以上3点まで。
規格:自由。 未発表作品
備考:過去10年間の物故者の作品を、各1点展示する予定。
9.審査
非公開として瞬報社写真印刷(株)で行う。
4月27日(金)10:00〜
審査員 鈴木 藏 (日本工芸会副理事長・参与) 金子賢治 (東京国立近代美術館工芸課長) 石崎泰之 (県立萩美術館・浦上記念館学芸課主査)
10.賞及び受賞対象者
第30回記念大賞 (賞金10万円)
朝日新聞社賞 (賞金 5万円)
NHK山口放送局賞 (賞金 3万円)
山口朝日放送賞 (賞金 5万円)
朝日カルチャーセンター賞 (賞金 5万円)
土の華・全農賞 (賞金 2万円+副賞)
近鉄松下百貨店賞 (賞金 未定)
朝日新聞社奨励賞 (賞金 3万円)
(1)文化財保持者、本展鑑査委員、幹事及び会計監事については、賞の対象から除く。
11.入場料(山口会場のみ)
一般・学生: 300円 18歳以下・70歳以上: 無料
12.実行委員
幹事長 | 岡田 裕 |
副幹事長 | 堀尾信夫 |
常任幹事 | 大和吉孝 |
幹事 | 大和保男 新庄貞嗣 坂倉新兵衛 日枝玉峯 |
萩地区 | 波多野英生・玉村登陽・厚東孝明 |
長門地区 | 田原陶兵衛・大谷雅彦 |
山口地区 | 大和祐二・大和信昭・大和 稔・大和 努 |
防府地区 | 岡本佳子・佐々木次郎 |
下関・宇部・楠地区 | 末次観節・日枝陽一 |
光・周東地区 | 山本 晃 |
13.図録の作成
作成部数 図録:1000部 + 記念誌:500部
作品の写真撮影:瞬報社写真印刷(株)
14.会場準備等
審査会:平成19年 4月27日(金) 9:00〜 瞬報社写真印刷(株)
(幹事・実行委員にて対応)
搬入・陳列:平成19年 5月31日(木) 13:30〜 山口県立美術館
(幹事・実行委員にて対応)
15.開会式
山口県立美術館:平成19年 6月 1日(金)15:00から
16.当番
別途、事務局で決定(平日:1名、土日:2名)
17.列品解説
山口会場・周南会場ともに、土日については上位入賞者がペアで列品解説を行うこととする。
18.撤収(山口県立美術館)
荷造り 平成19年 6月10日(日)16:30〜(幹事・実行委員)
搬出 平成19年 6月11日(月)13:00〜近鉄松下百貨店が搬出
18.事務局
〒753−8501 山口市滝町1−1 山口県教育庁 社会教育・文化財課内
(社)日本工芸会山口支部 担当:大谷
TEL: 083-933-4650 FAX: 083-933-4669 e-mail: a50700@pref.yamaguchi.lg.jp
鑑・審査委員情報
第30回 伝統工芸新作展 審査員
鈴木 藏 (日本工芸会副理事長・参与) 金子賢治 (東京国立近代美術館工芸課長) 石崎泰之 (県立萩美術館・浦上記念館学芸課主査) |