- 漆芸
蒔絵漆箱「さりげなく」
- まきえうるしばこ「さりげなく」
- 須藤 靖典
- すとう やすのり
- 第43回日本伝統漆芸展(令和7年度)
文部科学大臣賞
- サイズ奥行13 幅13 高15 cm
- 素材銀粉、夜光貝
- 技法消粉、蒔絵
- 受賞総評作者は、朴材の指物で印籠蓋造りの箱に、アマドコロの葉をモチーフとしている。毎日散策する古寺の境内に咲くという。(花言葉は「謙虚な心」)彩漆、銀粉(平目粉、丸粉、銀消粉)、貝の素材の効果を会津消蒔絵の技法で魅力溢れる作品となった。黒漆で髙上げした効果も美しく、内と外に行き届いた作者の心配りがあり、観る者の心を捉える。作者の植物に対する慈愛となって表出した優品である。(山岸 一男)